フォントのデフォルトってなんで10.5なの?

こんにちは。皆さんいかがお過ごしですか。

僕は今週末までに実習のレポートを100ページ弱ほど書かなくてはいけなくて死んでいます。

朝な夕なWord(僕はTeXが使えないのです)を黙々とカチャカチャしていると、次第に感情がすり減っていきますね。

というか、です。

無……

無……

 

……

 

……zz

 

 

……そういえば、なんでWordのデフォルトのフォントサイズって10.5なんでしょう?

なんでそんな半端な数字? 1個小さい10でも、1個大きい11でもいいじゃないですか。

そもそも10.5の単位って何だったんでしたっけ……?

 

というわけで、今日はフォントのサイズについての話です。

フォントのサイズについて

フォントのサイズを表す単位は「ポイント」。1ポイントは1/72インチを表す単位です。

1インチとは約2.54cm。

つまり10.5ポイントとは約3.7mmを表すというわけですね。

なぜ「10.5」なのか

一体なぜ10.5ポイントという半端な数字なのか? それはかつて日本で使われた活字の単位・号に由来します。

かつて、日本で公文書の作成の際に使われたフォントのサイズは「5号」と定められていました。

この「5号」とおおよそ同じくらいのサイズであったのが10.5ポイント。

従来の「5号」に代わり、1962年にJIS・日本標準規格の「フォントの暫定的な基準」として設定されたのが、本日まで残る謎の「10.5ポイント」です。

将来的には廃止されることが前提だったのですが、使い勝手が良かったことから、現在でもスタンダードなフォントサイズとして使用され続けています。


ここからは余談です。

難しい漢字の上に振られるちっちゃい文字の「ルビ」。この「ルビ」とはどんな言葉に由来するかわかりますか?

なんとこれ、実は宝石の「ルビー」

先ほど言った通り、かつての日本でのフォントのスタンダードサイズは5号。

これに振るルビの大きさは7号(=約5.25ポイント)が基準でした。

これにほど近い大きさであった5.5ポイントのフォントのことを、イギリスでは「ルビー」と呼んでいました。

19世紀後半以降、イギリスではフォントの大きさのことを宝石の名で呼ぶのが習わしだったのです。

たとえば、4.5ポイントのフォントを「ダイヤモンド」、5ポイントのフォントを「パール」とかね。

この「ルビー」が縮まって「ルビ」となったのが、漢字に振られる「ルビ」の由来です。

以上、フォントのサイズにまつわる雑学でした。


それでは本日のおさらいです。

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では僕は、レポートを書く作業に戻ります。サラバ!

東大医学部3年の水上颯です。頭脳王連覇とか高校生クイズ優勝とか。気分を上げるときにはThe Prodigyの『invaders must die』を聴きます。ためになる記事とためにならない記事を書きます。よろしくお願いします。

 

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