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こんにちは、小林です。

今回は自由国民社から年1回発行されている『現代用語の基礎知識』について紹介したいと思います。

そもそもどんな本なの?

『現代用語の基礎知識』は、その年を特徴づけることばや、メディアで取り上げられるようになった新語・流行語をまとめて解説する事典のようなもの。1948年(昭和23年)に第1号が発行され、来年には70周年を迎える長い歴史を誇ります。

扱う内容も手広く、国内の政治から世界各国の情勢、最新の科学技術から音楽・映画のトレンドまで、まさに1年間のニュース番組をギュッと詰め込んだような内容です。10ページ程度のカテゴリーごとに専門家たちが分担して執筆しているので、「どんな情報を知っておくべきなのか」という疑問にも信頼性の高い答えを返してくれます。

先頃に発行された2017年版は、昨年4月に発生した熊本地震からの復興を象徴して、ゆるキャラのくまモンが表紙を飾っています。これまではクール/スタイリッシュな表紙が多かったのですが、最新版の可愛らしい表紙に興味を惹かれた方も多いのでは?

注目は新語・流行語大賞の詳しい解説!

ところで、『現代用語の基礎知識』といえば、年末にその年の世相を反映する「新語・流行語大賞」を発表していることでも知られています。

「流行語」ということばのイメージが一人歩きして、毎年発表されると「こんなの知らない!  流行ってない!」という声が聞こえますが、この本に収められている「そのことばを選んだ理由や詳しい解説」を読むと、なかなか納得させられてしまいます。(実は筆者も今回『現代用語の基礎知識』を手に取るまで、同じような感想を抱いていました……。)


ここからは『現代用語の基礎知識』の中から、世界の「イマ」を知るために役立つ単語をいくつかクイズ形式で紹介します。普段ニュースをあまり見ないという方も、最低限のことは知っておきましょう。

いかがでしたか?  『現代用語の基礎知識』がとても幅広いジャンルを扱っていること、そして「基礎知識」とうたいながらもちょっとしたニュース通を名乗れるほどニッチな情報も載せていることがお分かりいただけたでしょうか。

ちなみに、『現代用語の基礎知識』は定期刊行物なので、本屋さんでは雑誌コーナーに置かれていることが多いようです。ご参考までに。

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この記事を書いた人

小林 逸人

東京大学文学部を卒業。現在は記事の執筆等は行っていません。

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