2017高校生クイズ優勝者に聞く「世界を広げた」旅路【満喫編】

年男の伊沢です。黒沢年男。

本日は、お正月スペシャル特番ということで、スペシャルな記事をお届けします。

一昨年、高校生クイズに優勝した灘高校のお二人にインタビューを行いましたが、今回は2017年のチャンピオン・三重県は桜丘高校のお二人にお話を聞くことが出来ました!

『高校生クイズ』チャンピオン対談! アメリカ横断のウラ話を聞く

2016.10.07

すでに文春オンラインのインタビューに登場するなどメディアに人気のお二人ですが、僕もかつての高校生クイズチャンピオンとして、僕にしか聞けないようなポイントまで入り込んでお聞きしたつもりです。

ぜひ彼らの激闘の記録と、その中で掴んだノウハウ、そしてそれに勝るとも劣らない熱さの青春をお楽しみください。

2回シリーズの1回目である今回は、【満喫編】と題しまして、高校生クイズの醍醐味に迫りたいと思います。次回は、勝つために二人が歩んだ道をたどる【攻略編】です。

優勝チーム紹介

今年、常連校を破り見事な初優勝を遂げたのは、三重県にある私立・桜丘高校。

木多祐太さん、中島彩(さやか)さんの優勝メンバーおふたりは、1年生のときからチームを組み、2年生でアメリカまで進出。そして今年、3度目の正直で優勝を果たしました。

IMG_3962左が木多さん、右が中島さん。ともに3年生。

3年間の努力、アメリカでの旅の様子、激闘を繰り広げたライバルたち、そして優勝へのプロセス……ガッツリと、お聞きしました。

優勝の瞬間

正直に言うと想定外でした(木多)

伊沢「まずは優勝おめでとうございます!優勝が決まった瞬間、何を思いましたか?」

中島
頭が真っ白になって何も考えられませんでした。しばらくは桝さんが投げかけてくださる言葉にも応答できなかった程で。 ありきたりな言葉ですが、夢を見ているのだと思いました。
木多
正直に言うと想定外でした(笑)。 今まで大会などで優勝したことが無かったので、本当に優勝してもいいのかなと不安になりましたね。最後の問題を答えた後も、優勝したという実感は全くと言っていいほどなかったです。

伊沢「優勝の直後、まわりにいた人たちからはどんな声をかけられましたか?」

中島
他校のメンバーが皆「おめでとうございます」と祝福してくれたのが何よりも嬉しかったです。 悔しさや戸惑いもあったはずなのに祝福の言葉をかけてくれる温かさに泣きそうになりましたし、そんな人たちと戦えたことを誇らしく感じました。
木多
桝さんからは、今までの決勝の中で一番感動したよと言ってもらえ、灘の猪俣は開成の優勝を阻止できたので凄く喜んでくれました。 でも、一番印象に残ったのは開成の二人から「普通にクイズが強かった」と言ってもらえたことでしたね。

伊沢「決勝の段階では、もうみなさんの中にステキなライバルシップが出来ていたんですね!」

中島
プロデューサーさんには「なんでお前ら抱きつかなかったんだよ」と笑いながら文句を言われました。放送を見たら、優勝した後のシーンが見事にカットされていて……(笑)。

伊沢「そうだ、お二人はお付き合いされているんでしたね。それは確かに、僕がプロデューサーでもその絵はほしいかも……(笑)」

中島
桝さんは「結婚式に呼んでくれ!司会するから!!」と仰ってくださって。 その翌日、カメラが回っていないところで念を押すようにもう一度声をかけてくれました。本当に、素晴らしい方だなぁとますますファンになりました。

伊沢「何度かお会いしていますが、桝さんはお兄さん感が強くて、適度に引っ張ってくれる安心感がありますよね!」

IMG_3962右端が日本テレビ・桝太一アナウンサー

伊沢「その後、おうちに帰った後などで周りの方の反応はどうでした?」

木多
日本に帰国して初めて両親に会った時、父親に優勝おめでとうと言われ握手をされたのをよく覚えてます。 今まで親と握手をしたことが無かったので凄く変な感じでした。
中島
家族には放送を見て気絶してほしいと思ったので、「できることは全てやってきた」とだけ報告しました。そうしたら「悔いがないならいいんじゃない。決勝に進めただけでも凄いことなんだから。」と返ってきて笑いが止まりませんでした。 帰宅後も必死に隠していたのですが、でも私のひょんなミスでバレてしまって。その時はかなり落ち込みましたね。
木多
あと、決勝が終わってホテルに戻ってから顧問の先生に電話で優勝の報告をしたんですが、何度言っても信じてもらえなかったですね。 四回目くらいにようやく「もしかして本当に優勝したの?」と言われ、やっと信じてもらえました(笑)

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QuizKnock発起人/東大農学部大学院1年・伊沢拓司と申します。「クイズで知った面白い事」「クイズで出会った面白い人」をもっと広げたい! と思いスタートしました。高校生クイズ2連覇という肩書で、有難いことにテレビ等への出演機会を頂いてます。記事は「丁寧でカルトだが親しめる」が目標です。

 

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