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今日は祝日だ! ッシャオラァ!! 休みだーーードンドンドコドコドコドコ!!!

起床、間髪を入れずガッツポーズ! 感謝のガッツポーズ3連発!! ッシャオラァ!!!

確変! テンション爆アゲフィーバー!!

ふとその時、筆者の脳内に鮮烈なヒラメキが走る!!!

 

……本当に今日は休みなんだろうか? 休んでいいんだろうか?

 

平日が休日になる。そんな現象ありえるのだろうか。それも僕個人の問題ではない、日本中が休みになる。そんな事態ありえるのだろうか。

もしかしたら僕だけが騙されているのかもしれない。僕だけが日本中に騙されているのかもしれない。もしかしたら今日は普通に平日で、友達はみんな学校に行っていて、僕だけアホみたいにベッドの上でガッツポーズしているんじゃないか。

そこまで考えて、あんまりにも悲しくなって、僕は握ったこぶしを、そのまま、ポトリと太ももに落とした。ちょっぴり泣きそうになったけれども、我慢した。

勝手に打ちひしがれて、完全にテンションを失った僕は、どうにか残った気力で、悔しさで、今日が本当に休みなのか、そもそも祝日が何で休みなのか調べることにした。

……あ、ここまで導入です。


例えば、「クリスマス」は休日ではありません。世間的な注目度は多分「体育の日」より高いですが、それでも休みではありません。なぜでしょう。

答えを言ってしまうと、「法律で定められていないから」です。そうです、祝日を決めているのは法律なのです! 日本中を休みに出来る効力を持つものなんて法律以外にありませんからね。

ところでこの法律(「国民の祝日に関する法律」というそのまんまな名前です)、その祝日が制定された理由がしっかりと書かれています。その日がなぜ休みであるかが解説されているのです。

例えば今日10月10日(10月第2月曜日)「体育の日」の意義は「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」です。法律に従えば、今日はスポーツをたしなんで、健康増進につとめなければなりません。今日の祝日は、国から与えられた「スポーツをやる時間」なのです。

そう考えると、祝日をいい加減なグータラ休みに費やすことは、どうにもよろしくない(「惰眠をむさぼり、不健全な心身をいたわる」とかいう祝日ないかな? と思って探しましたが、ありませんでした)。

祝日を正しく文化的に休むためには、祝日を正しく理性的に知る必要がありそうです。

それではクイズをどうぞ。あなたが、祝日を正々堂々と休むために。

※本記事は、2016年の祝日について出題しています。

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この記事を書いた人

河村・拓哉

河村です。どうも。日頃は主にYouTubeで活動していますが、同じく「楽しいから始まる学び」に寄り添って記事も書いていきます。東大クイズ研OB。

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