寒風吹きすさぶ11月中旬、ワイン大好きY太郎は、ひょんなことからA子(マブい)とデートに行くチャンスをゲットした。
グルメには一家言ある、(姓)ワイン大好き(名)Y太郎。エレガントなディナーと、気の利いたエスプリで、なんとか気を惹きたい。そんなデートのさなか……。
Y太郎「さあA子ちゃん、何が食べたい? 僕の持つ脳内食べログをクアッドコアの処理速度で検索して、最適なお店を探してあげるよ。」
A子「あ、見てみてあのお店! 『ボジョレー・ヌーヴォーあります』だって。いいな~」
Y太郎「ムムッ、ボジョレー……!?」
Y太郎「そうだね、もうそんな時期か。ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は世界的に11月の第3木曜日って決められているからね。これはもともと11月15日だと定められていたものが、この日が土曜日曜にかぶるとキッチリ休みを取りたがるフランス人的に不都合だから、ということで曜日固定になったんだよ。そもそもボジョレーってさ……」
本日の教訓
- ボジョレー・ヌーヴォーは、一般的なワインと作り方が違う。普通のワインの先出しではない。
- 赤ワイン特有の渋みや苦みが少なく、飲みやすい。
- 一方で、値段には飛行機代などが多く含まれている。
- 自分の好みとシチュエーションに合わせて、お酒の特性を知ってチョイスすればそれでOK!
- やはりウンチクを語りすぎるデートはだめ。端的にだめ。過去から学ぼう!