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問題の解説

第1問

【将棋の名人戦では16年ぶりに成立した、同一局面が繰り返し出現し局面が進展しない状態を、何というでしょう。】

正解は「千日手」でした。

10日に行われた、佐藤天彦名人と豊島将之二冠による第77期名人戦七番勝負の第1局は、同一局面が繰り返される「千日手」となりました。名人戦で千日手が成立したのは、16年ぶりです。なお、同一局面とは盤上の駒の配置だけでなく、両者の持ち駒や手番も同じ状態を指します。

これにより11日には、先手番と後手番を入れ替えて、指し直し局が行われることになります。

日本将棋連盟の対局規定では、同一局面が4回現れた時点で千日手となり、無勝負となると定められています。ただし連続王手の千日手は、王手を仕掛けている側が反則負けとなります。

千日手と同様のルールは、将棋だけでなく他のボードゲームにも存在します。

たとえばチェスでは、同一局面が3回繰り返されると引き分けにできます。これは「スリーフォールド・レピティション」や「パーペチュアル・チェック」と呼ばれ、不利な側が引き分けに持ち込むための、立派な戦術となっています。

第2問

【アメリカではしかが大流行しています。ニューヨーク市が行った、感染拡大を防ぐ対応策はどれでしょう。】

正解は「ワクチンを接種しないと高額な罰金」でした。

アメリカでは現在、はしかが流行中です。その中でも感染の中心地とされているニューヨーク市で、公衆衛生上の非常事態が宣言されました。同市の2017年の感染者数が2人だったのに対し、昨年9月以降の感染者数は250人以上です。

これにより、同市の一部地域の居住者や、その地域への通勤・通学者に対し、ワクチンの予防接種が義務づけられました。ワクチンの未接種者には、1000ドル(およそ11万円)の罰金を科す方針です。

日本でも大阪などで流行しているはしかですが、感染力が強く空気感染もするため、手洗いやマスクだけで予防することはできません。ワクチンの接種が、最も有効な予防法となっています。

第3問

【失言が相次いだために引責辞任することとなった、五輪担当相は誰でしょう。】

正解は「桜田義孝」でした。

桜田義孝五輪担当相が10日、「復興以上に(応援している)政治家が大事」との旨の発言をして、問題となりました。

発言後、記者団に釈明したものの収拾せず、同日夜に辞表を提出し、引責辞任に至っています。

サイバーセキュリティー担当でもあった桜田五輪担当相は昨年、パソコンを使ったことがなくUSBも知らないとして、世界的に報じられました。また競泳の池江璃花子選手の白血病が報じられた際には、「がっかりしている」と発言し大きな話題となっています。

その後も石巻市を「いしまきし」と読むなど、小さな言い違いでさえ注目されていた中での失言でした。今回の辞任を受け、安倍首相の任命責任が追及されることは間違いなさそうです。

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