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問題の解説

第1問

正解は「どんな緊急事態もインドは自力で対処できるから」でした。

インド南部のケララ州ではモンスーンによる洪水被害により、5万軒を超える家屋に被害があり、5000か所以上ある避難所には100万人をも超える避難者が身を寄せています。

死者の数は400人以上に達し、今も救助活動が続けられていますが規模の大きさから難航しており、また物資の不足も懸念されています。

そんな中、アラブ首長国連邦(UAE)政府がインド政府に対し、1億ドル(およそ110億円)の寄付を申し出ましたが、インド政府はこの申し出を断りました

インドは、今回に限らず過去の災害においても、海外からの援助を断っています。これは、どんな緊急事態でもインド政府は自力で対処できると証明するためだとされています。

しかし一方で、当事者であるケララ州では寄付を望んでおり、今後は政府と州、両者の対立にも発展する可能性があります。

ちなみに今回の洪水による被害額は、洪水発生の初期段階で3000億円を超えると見られていました。ただし長期化しているため、この額はさらに増えると予想されています。

第2問

正解は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」でした。

台風19号による高波の影響で、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産にもなっている、端島(通称、軍艦島)の見学施設が一部破損しました。

破損したのは、観光船が接岸する桟橋と島を繋いでいる連絡橋の手すりで、これにより、23日朝から観光客の立ち入りが禁止されています。

端島は、明治から昭和にかけて海底炭鉱の採炭で栄えた島です。最盛期には5000人以上が住んでいましたが、主要エネルギーが石炭から石油へと移行した1960年以降は急激に衰退しました。

軍艦島の通称は、その名の通り軍艦のように見える遠景から名付けられましたが、大正時代からすでに呼ばれていたようです。ちなみに似ているとされた軍艦は、加賀型戦艦の2番艦「土佐」です。

第3問

正解は「フェーン現象」でした。

23日は胎内市で40.8℃、三条市で40.4℃など、新潟県の各所で気温40℃を記録しました。これは高気圧とフェーン現象による影響で、北陸地方で40℃以上を記録したのは今回が初めてとなります。

新潟県は、地形的にフェーン現象が起きやすいことで知られており、乾燥した空気によって大規模な火災が起きた例(1955年の新潟大火や2016年の糸魚川の火災など)も見られます。このため、暑さだけでなく火の取り扱いについても警戒が必要です。

誤答選択肢の「シミュラクラ現象」「ラムスデン現象」ですが、どんな現象かご存知ですか?「聞いたことないよ!」という方はぜひ、次の記事も読んでみてください。

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