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問題の解説

第1問

【現職大統領が国名を「マハルリカ共和国」に変更したいと発言した、ルソン島やミンダナオ島など、7000を越える島々からなる国はどこでしょう。】

正解は「フィリピン」でした。

フィリピンのドゥテルテ大統領が国名を「マハルリカ共和国」に変更したい旨を、演説内で公表しました。ただし改名の実現は、困難と見られています。

「フィリピン」の国名は、かつてフィリピンを植民地支配していたスペインの国王、フェリペ2世に由来します。つまり現在の国名は、植民地時代の名残といえます。

ちなみに、マハルリカ共和国の「マハルリカ」とは、「王族」を意味します。この国名は、ドゥテルテ大統領が初めて口にしたものではなく、マルコス元大統領が在任中に発案したものです。

第2問

【2024年開催のパリ五輪に向け、チェスは五輪種目採用を目指しています。さて、チェスの駒は何種類あるでしょう。】

正解は「6」でした。

2024年のパリ五輪に向け、ヨーロッパを中心に世界的に人気のマインドスポーツ(思考力を競うカードゲームやボードゲームなどの競技)、チェス五輪競技採用を目指し、国際チェス連盟が活動を開始しました。

新種目として採用されるには、競技団体がIOC(国際オリンピック委員会)にスポーツとして承認されている必要がありますが、チェスはすでに承認済です。

国際チェス連盟では、世界189か国、6億人の競技人口を背景に、よりスポーツ性の高い「ブリッツ」などの早指しルールで採用を目指します。

たとえばブリッツであれば、持ち時間は各5分程度で行われます。時間切れになると負けになるため、一手につき数秒くらいしか使えない高速勝負になります。

なお、一般的なチェスの駒は、キング、クイーン、ビショップ、ナイト、ルーク、ポーンの6種類です。

第3問

【5G通信網の整備に関して、ニュージーランド政府が中国・ファーウェイ製品の使用を却下。これに対しファーウェイが出した広告はどちらでしょう。】

正解は「ファーウェイなしの5Gは、ニュージーランドのいないラグビーのようなもの」でした。

現在、世界各国で第5世代移動通信システム(5G)の通信網整備が始まっています。5Gでは、通信の大容量化高速化だけでなく、従来の100倍ともいわれる数の端末と接続ができ、ネットワーク接続で発生する遅延も大幅に改善されます。

これら技術はIoT製品、中でも自動運転車には必須の技術であるため技術開発競争は激しさを増しており、米中による覇権争いの様相も呈しています。

しかしアメリカをはじめとする一部の西側諸国では、機密情報の漏えいなど安全保障上の懸念があることから、使用を禁止しました。今回、ニュージーランドもそれに同調した形です。

ちなみにラグビーのニュージーランド代表(オールブラックス)は、国際試合の勝率が8割近くあり、勝率5割を切る対戦国は1つもないという絶対王者です。

そこでファーウェイは広告とともに、「ニュージーランドがラグビーで2位や3位だと、納得できないだろう。中国も5Gでは、2位や3位だと我慢できない」と、ユニークな切り口で意見しています。

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