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モンタネッリ『ローマの歴史』は一風変わった歴史書である。著者のインドロ・モンタネッリは生半可でない経歴を持ったイタリア人で、大学卒業後、ノルウェーで漁師を、カナダで農場管理人を、エチオピアで陸軍士官を務めたあと、最終的にジャーナリストになった。 学校で教えられる歴史は、完全無欠の偉人・壮大な記念碑の連続である。モンタネッリは、そんなはずはないと反発する。現代の我々と同じような、どうしようもない欠点に満ちている「人間くさい」人間こそが、歴史をつくったはずだ、という。以上のコンセプトのもと、秀逸なユーモア・鋭い皮肉・当時の人々への共感と批判を混ぜ込みつつ、とにかく自由奔放でリズミカルに書かれていて、重々しさとは無縁である。ごく普通のおとなしいタイトルからは想像できない内容なので、お勧めである。
サムネイル画像 / Via http://eiga.com/

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豊岡

東大クイズ研究会OBのライターです。画像はブータン料理「エマダツィ」です。日本なら福岡ソフトバンクホークス、アメリカならオークランド・アスレティックスのファンです。日常生活では誰にしゃべっていいのか分からずお蔵入りになるタイプの感動を、少しでも記事に落とし込んでいけたらと思います。よろしくお願いします。

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