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こんにちは、小林です。

突然ですが、皆さんは「国字」をどれくらい知っていますか? 説明するまでもありませんが、国字は「中国から伝わった漢字を参考に、日本で独自に生み出された漢字」のことです。

ちなみに国字について学術的に正確な定義は存在せず、辞書によってその判定に揺れがある漢字も存在します。日本人が生み出したものの、実は中国にまったく同じ構造の漢字がすでに存在した場合などがあるためです。

 

われわれ日本人が高校生までの間に習うべきと定められている常用漢字には、2136種類の漢字が存在します。では、その中にはいくつの国字が含まれているのでしょうか?

正解は「働」「塀」「込」など10種類。割合にして全体の0.5%足らずなのです。意外と少ないと感じるかたが多いのではないでしょうか?

ちなみに、およそ6000字が出題対象となる漢字検定1級に範囲を広げてみると、ぐんと増えて全部で160種類になります。

ですが、これらは国字の全体から見るとほんの氷山の一角に過ぎません。そもそも国字は中国の漢字で表現しきれない部分に日本人が漢字を当てたものなので、日本の風土や文化が色濃く反映されているのです。その数はおよそ2600種類あるともいわれています。

国字の中には現代であまり見聞きすることのなくなった言葉が多く隠れています。今回はそんな日本のことばからクイズを出題します。国字とその読み方をもとに、意味を推測してみてください。

この記事を書いた人

小林 逸人

下の名前は「はやと」と読みます。東大文学部に在学中です。広くことばに興味があり、特に漢字に人生の大部分を捧げています。「内容は親切に、文章はスマートに」を目指して、皆様に記事をお届けしたいと思います。東大クイズ研究会に所属。

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