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こんにちは、Mimoriです。

「おすすめしたい!」と思った映画や本などを記事で紹介してほしい、というお話をいただきました。

僕は8年ほど前から映画を本格的に観始め、大学生活は映画とともに歩んだといっても過言ではありません。紹介したい映画はたくさんありますが、今回は昨年(2020年)公開の新作から1本厳選しました。

紹介するのは、子どもの目線から第二次世界大戦を描き、アカデミー脚色賞を受賞した傑作映画『ジョジョ・ラビット』です!


皆さんは「イマジナリーフレンド」という言葉をご存知だろうか。小さな子供が空想する、架空の友達のことである。幼い頃に想像上の友達と遊んだことがある、という人も多いのではないだろうか。

映画『ジョジョ・ラビット』の舞台は、第二次世界大戦下のドイツ。主人公の少年・ジョジョは、幼少期よりナチスの思想を植え付けられ、立派な兵士を目指して訓練に励む。

そんなジョジョのイマジナリーフレンドは、アドルフ・ヒトラー。ナチスを率いてユダヤ人を迫害し、大量虐殺を遂行した「あの」ヒトラーが、ジョジョと仲良く会話し、一緒にナチス式敬礼の練習をする。一見すると不謹慎にも思える設定に、冒頭から度肝を抜かれる。

ただし、あくまでも10歳の少年が想像するヒトラーなので、言動はあまりにも幼く、滑稽に見える。自身もユダヤ系として育ったタイカ・ワイティティ監督本人が、お調子者のヒトラーをコミカルに演じる。

この作品は戦争の無意味さを正面から皮肉った、コメディ映画である。ただし、決して戦争を茶化して終わることはない。コミカルな雰囲気の中にも戦争の悲惨さが描かれ、目を覆いたくなるような展開もある。恋愛、サスペンス、戦闘……とジャンルが目まぐるしく切り替わり、スクリーンに釘付けになる。

中盤以降の展開については予告編でも軽く触れられているので、ここでは言及しない。個人的には、展開を知らずに観る方が楽しめると思うので、ネタバレが気になる人は再生しないでほしい(下の予告編では、55秒以降から中盤以降の展開に触れています)。

2020年、筆者は200本以上の映画を観たが、1番好きなものを挙げるならこの作品である。すべての登場人物が愛おしく、何度でも見返したくなる魅力がある。

戦争映画ですが残虐なシーンはなく、子供にもオススメ。お近くのレンタルビデオ店、もしくは配信でどうぞ。


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この記事を書いた人

K. Mimori

慶應医学部卒。元馬術部。知っておくべき知識から意外な雑学まで、様々なジャンルの記事を扱っていきたいと思います。よろしくお願いします。

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