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QuizKnockのライターが、おすすめしたいsomethingを紹介する「おすすめの一品」のコーナー。今週は、Yoshidaが担当いたします。

何を薦めるか非常に迷ったのですが、今回は月刊科学雑誌の『Newton』を紹介しようと思います。現在、東大の大学院で化学を勉強している私が、化学(科学)を志したきっかけともいえる存在です。


小学生のころ、私は毎週図書館に通う子供でした。子供用のコーナーに興味惹かれる本がなくなってきたころ、私は入り口付近の雑誌コーナーで『Newton』を手に取り、中学校卒業まで毎月この雑誌を読みふけることとなります。

最も大きな魅力として、取り上げられている分野の幅広さが挙げられるでしょう。たとえば2021年4月号では、一部抜粋しただけでも以下のテーマが取り上げられています。

  • 「老いの教科書」
  • 「光合成をやめた植物たち」
  • 「天文学者を悩ませる4万機の人工衛星」

また、『Newton別冊』は、関連性のある記事がテーマに沿ってまとめられているため、気になるテーマを掘り進めたいときに非常におすすめです。小中学生の私もよく『Newton』で気になる分野を探して、別冊の方で知識を膨らますということをしていました。

「でも、科学雑誌って難しそう……」

大丈夫です。『Newton』はきれいなイラストが多く、文章量は少なめになっていることが特徴です。創刊以来「科学を分かりやすく正確に伝える」ことを主眼に置いてきた雑誌の技術が随所に光ります。

それでも不安な方や、子供には『Newtonライト』がおすすめ。『Newton』で人気だった特集をやさしく再編集したもので、お値段もお手頃です。


『Newton』は、不思議で、魅力的で、ちょっと怖くもある広大な科学の世界に足を踏み入れる手助けをしてくれるような雑誌です。

好奇心に飢えた子供や、将来に悩む中高生、新しく何かを勉強したい大人に「おすすめの一品」です。ぜひ味わってみてください。

過去の「おすすめの一品」はこちらから。

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この記事を書いた人

Yoshida

東京大学大学院博士課程1年の吉田と申します。私の記事が、誰かの「楽しいから始まる学び」のきっかけになればと思います。

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