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こんにちは、ひとり暮らし5年目のシムラです。

ひとり暮らしの天敵、それは自炊です。時間がかかるくせにコンビニ飯の方が美味しくて悲しくなってしまう。そして自炊の最大の味方、それは卵かけごはんです。

卵かけごはんは一瞬で作れてめちゃくちゃうまい。一時は毎日食べていました。私の冷蔵庫には殻が白いたまご、通称・白玉たまごが常にストックされてます。スーパーでは殻が茶色い赤玉たまごも売っていますが、白玉たまごばかり買う理由は、赤玉たまごより値段が安いことが多いからです。

白玉たまごと赤玉たまごの違いは何なのでしょうか。赤玉たまごは「栄養価が高い」「有精卵だ」と噂されることもありますが、果たして……。

ニワトリの品種によって産む卵の色が違う

結論から言ってしまうと、たまごの殻の色の違いは親鶏の品種の違いです。同じ親鶏からはずっと同じ色の卵が産まれます。昨年まで隣人が風呂場でニワトリを飼育していたのですが、確かにずっと白いたまごを産んでいました。

日本の養鶏業界では、白い羽で白玉たまごを産む「ジュリア」や「ジュリアライト」、茶色の羽で赤玉たまごを産む「ボリスブラウン」などの品種が多く飼育されています。そのため、従来は白いニワトリが白いたまご、茶色いニワトリが赤いたまごを産んでいるといわれてきました。しかし、現在では品種の開発も進み、白い羽でピンクのたまごを産む「ソニア」など、例外も多くなってきています。

ボリスブラウン

殻の色の違いはなぜ生まれた?

そもそもニワトリの品種の差に限らず、鳥類のたまごの殻の色は種によって様々です。

鳥類の祖先とされる爬虫類のたまごは白いことが多く、鳥類のたまごも元々は白色だったとされています。現在見られる鳥類の色のついたたまごは、温度調節や外敵からのカモフラージュなどを目的に、進化の過程で獲得されたものだと考えられています。

栄養価は殻の色に左右されない

たまごの殻の色と栄養価には関係性があるのでしょうか? 答えはNOです。

赤玉たまごの色は、殻に含まれるプロトポルフィリンという赤血球由来の物質に由来するもの。赤玉を産む品種だからといって、そのたまごの栄養価が優れているというわけではありません。

白玉の方が価格が安い理由は?

白玉たまごが赤玉たまごより安い理由のひとつに、白玉を産む品種の食べるエサの量が赤玉を産む品種に比べて少ないことがあります。しかし、現在は品種の改良によって、その差も小さくなってきています。

それにも関わらず赤玉たまごの値段の方が依然として高い理由には、赤玉の方がイメージが良く、消費者に好まれるということの影響もあるといわれています。

黄身の色はエサの色

ちなみに、殻の色同様に栄養価の文脈で語られがちな黄身の色ですが、黄身の色の濃さも味や栄養価との直接の関係はありません。

黄身の色は、鶏が食べたエサの色に大きく左右されます。多くの場合、養鶏場でのニワトリの主食はトウモロコシですので、黄身の色も黄色になりますし、濃いオレンジの黄身にするために、エサにパプリカの粉末などを混ぜていることもあります。逆に、小麦などをエサとした黄身の白い卵も開発されていて、真っ白なお菓子やオムレツを作るのに一役買っています。

なお、黄身の色は直接関係なくとも、エサの種類は栄養価を大きく左右するので要チェックです。

結局、買うべきたまごは?

結局のところ、殻や黄身の色にはとらわれずにたまごを購入するとよいわけですね。味や栄養価を追求したいならば、いつもと違う品種やエサのたまごを選んでみるとグッド!

ちなみに私の推しは赤玉でも白玉でもなく、チリ原産の品種「アロウカナ」が産む、鶏卵としては珍しい青玉たまご。味が濃厚で美味しく、お財布に余裕があるときに手を伸ばしています。

アロウカナのたまご

生活が苦しいときには一番安いたまごを買うもよし、贅沢をしたいときにはちょっとお高いお気に入りのたまごを買うもよし。その時々に応じたたまごで、皆様もよき卵かけライフをお送りください。

この記事を書いた人

シムラ

東北地方の大学院生。自然あふれる温泉街でまったりと生活中。

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