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こんにちは、服部です。

読者のみなさんの中には、海外に旅行や留学に行ったことがある方もいらっしゃると思います。

海外にいて、何か日本に連絡しなければならないときには、どうするでしょうか。もちろんインターネットを通じたSNSやチャットアプリを利用するのも手ですが、そうした環境が整っているとも限りません。

インターネット以前から使われている手段が「国際電話」です。旅行ガイドブックなどにも方法は載っていますが、そうした情報がないとき、あるいは旅行以外でも、使う機会はあるかもしれません。

実際に国際電話を使ったことがある人は、一筋縄ではいかないそのシステムに苦戦したこともあるでしょう。日本の電話番号はかならず0から始まりますが、国際電話のときにはそれをわざわざ取ることになります。これは、なぜなのでしょう? そもそもなぜ、電話番号の頭には0がついているのでしょうか。

いろいろとわからないことが多くなってきましたね。ひとつひとつ、整理していきましょう。

国際電話識別番号

国際電話をかけるときは、まず最初に「国際電話をかけますよ」という合図の番号、国際電話識別番号をダイヤルする必要があります。

携帯電話から国際電話をかけるときは、「+」の記号がこの役割を果たします。最初に「+」がついていたら、それは国境をまたいで電話をかけるよ、という印なのです。

多くのスマートフォンでは、「0」を長押しするとプラスが入力できます。

ちなみに、携帯ではなく、ホテルの電話や公衆電話、固定電話から国際電話をかける場合は、かける元となる国によってこの識別番号が異なります。日本から海外へかける場合は「+」の代わりに「010」ですが、アメリカやカナダからの場合は「011」、韓国からの場合は「001」や「002」(利用する通信会社によって異なります)となります。

加えて、ホテルの電話の場合は外線を指定する番号を、固定電話の場合は利用する通信会社を示す番号などを最初に入力しなければならないこともあります。ホテルの場合は電話近くに表示されていることが多いですが、固定電話の場合はよく調べましょう。

発信先の国番号を調べよう

「+」記号などの国際電話識別番号を入力したら、続けて「国番号」を入力します。国番号は、「どこの国にかけるか」を示す番号です。

日本にかけたい場合は「81」、アメリカやカナダにかけたい場合は「1」です。通信会社などが一覧を出していますので、気になる国の国番号を確認してみてくださいね。

電話番号の頭のゼロを取る

海外から日本に電話をかけることを想定すると、「+81」の段階までやってきました。ここからやっと、見慣れた電話番号の入力です。しかし、国内と同じ電話番号をそのまま入力するわけではありません。

たとえば、都内の電話番号の多くは「03-XXXX-XXXX」という形式です。この先頭にある「0」は入力しません。つまり、「+81-3-XXXX-XXXX」という形で入力することになります。

では、なぜ0を入力しないのでしょうか。

それは、日本の電話番号の先頭のゼロは、「国内に電話をかける」ことを示す識別番号だからです。ふだん「03」の2ケタを市外局番と呼んでいますが、本来はこの「0」を含まない「3」のみが、東京都にかけることを示す市外局番なのです。

日本以外の多くの国でも、先頭の「0」は国内通話を示す識別番号となっていて、国際電話の場合は入力しません。ただし、イタリアなど一部の国では先頭の0に国内電話の識別の役割を持たせておらず、「0」を含めてダイヤルしなければならない例外となっています。

おわりに

国際電話の仕方は理解できたでしょうか。環境が整っていれば、海外から日本へかけるには「+81 - 0を除いた電話番号」となります。

もっとも、国際電話は料金の高さなども気になってしまいますね。昨今ではSkypeやLINE、Discordなどのアプリが便利になり、音声通話をするにしても国際電話をかける機会は少ないのかもしれませんが、覚えておいて損はないでしょう。

この記事を書いた人

Kosuke Hattori

東大経済学部4年・クイズ研究会所属の服部と申します。知識も経験もまだまだ浅い青二才ではありますが、学びと発見への新たな入口の1つとしてお手伝いできればと思います。よろしくお願いいたします。

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