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正解

正解は童謡『たなばたさま』でした。

作詞を権藤はなよ、作曲を下総晥一しもふさかんいちが手掛けたこの曲は、1941年発表という歴史あるものです。

五節句のひとつ「七夕」を由来とした歌詞は、毎夏七夕の短冊に願いを込める私達にとって、欠かせない風物詩となっています。

▲筆者の願いは秘密です

歌詞に登場する「きんぎん(金銀)砂子」とは、文字通り金箔銀箔などを用いた、日本独自の装飾技法を指します。その用途は幅広く、巻物から屏風まで、日本の伝統的な美術品に多く用いられています。

よく知られた歌詞からも意外な知識を学べるところが、童謡の奥深さであり魅力なのかもしれませんね。

さて、この記事の公開日のちょうど1週間前にあたる7月1日「童謡の日」に定められています。その由来は、雑誌『赤い鳥』にあります。「芸術として真価ある純麗な童話童謡を創造する最初の運動」を理念に据え、大正7年の7月1日に発刊されたこの雑誌は、日本における童謡文化の原点のひとつと言えましょう。

▲創刊号には芥川龍之介の『蜘蛛の糸』も掲載されました

「今を生きる子ども達に、今生きる歌を」……作曲家・中田喜直なかだよしなおさんによる「童謡の日宣言」の言葉を噛み締めつつ、童謡を聞いてみてください。


皆さんは何倍速で正解できましたか?

ぜひ次回の「今日の一問・音楽編」にも挑戦してくださいね!

【前回の「今日の一問・音楽編」はこちら】

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音源:「童謡・唱歌の世界」より

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この記事を書いた人

中川朝子

医学部6年生の中川朝子です。普段は小説を書いたり、美術館を巡ったりしています。中日ドラゴンズの大ファン。文理の架け橋となるような面白い記事を書きたいと思っています。よろしくお願いします!

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