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解説

正解は「ウミウシ」でした。

▲これらは全て、ウミウシの種の名前につく言葉

「ウミウシ」は軟体動物(タコやイカ、貝類など)に分類される生き物の中の1グループを指し、浅い海の底などで観察できます。牛の角のような1対の触角が、名前の由来と言われています。

▲「ウミウシ」の見た目はこんな感じ、ひとまずイラストでどうぞ

多種多様なウミウシたち

ウミウシは、体の形も色もさまざま。中には、見た目にちなんだユニークな名前を持つ種もいます。キーワードとして登場した6種類のウミウシを、実際の画像と一緒に見てみましょう。

※ここからウミウシの画像が出てきますので、苦手な方はご注意ください

1.イチゴジャムウミウシ

▲かなりの「ジャム度」 via Wikimedia Commons Philippe Bourjon CC BY-SA 4.0(画像をトリミングしています)

まずはイチゴジャムウミウシ。その名の通り、赤いジャムのような体を持っています。ほかに、ピンク色の体を持つ「イチゴミルクウミウシ」という種もいるそうですよ。

2.コンペイトウウミウシ

▲突起だらけの体が特徴 via Wikimedia Commons Dan Schofield CC BY 4.0(画像をトリミングしています)

続いても美味しそうな名前の、コンペイトウウミウシ。体長が70mmほどあり、ウミウシの中ではやや大きめの種です。白い体に、コンペイトウのような突起がついています。

3.シロウサギウミウシ

▲ウシ?ウサギ? via Wikimedia Commons Christophe Cadet CC BY-SA 4.0(画像をトリミングしています)

真っ白な体のシロウサギウミウシ。触覚の部分がまるでウサギの耳のように見えます。体長は5〜10mm程度で、小さくて可愛らしい見た目からダイバーの間でも人気があるそうです。

4.シモフリカメサンウミウシ

▲水玉模様の「亀さん」 via Wikimedia Commons Izuzuki Diver CC BY-SA 2.0(画像をトリミングしています)

「ウサギ」もいれば「カメ」もいます。こちらは、何だかほっこりする名前のシモフリカメサンウミウシ。体の模様をよく見ると、確かに頭と4本の足を持つ「亀さん」に見えます。写真のような青緑色のほか、白色の体を持つ個体もいるそうです。

5.シンデレラウミウシ

▲どことなく気品が漂う via Wikimedia Commons Chad Ordelheide CC BY-SA 3.0(画像をトリミングしています)

お次は、紫の体が美しいシンデレラウミウシ。名前の由来には諸説ありますが、シンデレラが忘れていったガラスの靴に似ていることから名付けられたとも言われています。

このほかにも、「オトヒメウミウシ」や「カグヤヒメウミウシ」など、いくつかの「プリンセス系ウミウシ」がいるそうですよ。

6.インターネットウミウシ

▲こちらも不思議な模様 via Wikimedia Commons Bernard DUPONT from FRANCE CC BY-SA 2.0(画像をトリミングしています)

最後に紹介するのは、コンペイトウウミウシに模様がついたような姿のインターネットウミウシ。またの名を「オキナワヒオドシウミウシ」といいます。体の模様がコンピュータ間に張り巡らされたネットワークを思わせることから、このような名前がついたとされています。

ユニークな見た目と名前のウミウシたち、いかがでしたか? 紹介した中には、日本の海や水族館で観察できる種もいます。ぜひ、会いに行ってみてくださいね。


最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ次回の「今日の一問 理科編」にも挑戦してください!

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この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学4年生の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

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