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前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです。

答え

答えは「」です。「合図」「構図」「図体ずうたい」「図示ずし」という4つの熟語ができます。

▲解答

絵・形」という意味のほか、「はかりごと」や「書物」を指して使われることもあるこの字。「」という読みが真っ先に浮かぶかもしれませんが、「はかりごと」「書物」の意味では「意図いと」「企図きと(何かをくわだてること)」「図書としょ」のように「」と読む場合も多くあります。また、「一国の地図・領土」を指す「版図はんと」という熟語があるように、「絵・形」の意味でも「ト」という読みを用いることがあります。

「図」の字を用いた言葉にはほかにも、「愚図」や「図々しい」があります。それぞれ何と読むかわかりますか? 正解は、順に「ぐず」「ずうずうしい」。ひらがなに変換すると、なじみのある言葉とわかりますね。「図」という漢字はこのように、元の意味とは別で当て字に使われることも多い字なのです。

ところで、物事の核心を意味する「図星ずぼし」という言葉がありますね。この「図星」とは元々、弓道などで用いる中心にある黒い点のことを指していました。そこから、的の中心を射抜くように人の発言などが核心をついていることを表す言葉として、「図星」が使われるようになったのです。

▲的の中心に矢がグサッと刺さるイメージ


ぜひ次回の「和同開珎」にも挑戦してくださいね。「今日の一問・漢字編」もおすすめです。

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この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学4年生の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

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